ミサ曲制作日記

産みの苦しみ

今、ミサ曲を作曲中だと言う事は、過去のブログ

でも書いていますが、最近、苦しいのです。

初めに作曲に取りかかったのは、第2曲Gloria。

この通作ミサの編成が、パイプオルガン伴奏に

よる女性3部合唱であり、小編成な事から、順調

に進み、一週間程で完成した後、第1曲Kyrieに

かなり悩み、曲想が浮かんでからは数日で完成。

続いて第4曲のSanctus、第5曲のBenedictus、

第6曲のAgnus Deiと順調に仕上げて来ました。

「さあ、残るは後1曲(第3曲Credo)」と、このブログ

に書いたのが9月22日。あれから一か月余り。

.............なかなか完成しません。

ミサ通常文が、作曲する事を前提としていない為、

"詩"に作曲するより難しい事は、初めから解って

いたのですが、Credoは予想以上に難しい。

「あ、ここにソプラノのソロを入れたい」と思う所が

有っても、”教会で歌う”ことを想定して作っている

為、"演奏会用作品"的な物には出来ないのです。

一度作っては破棄し、また作り直しては破棄する、

そんな事をこの一か月余り続けています。

でも、なんとか後一歩の所まで来ました。

残るは、小節数にして、後60小節余り。演奏時間

にして、あと3分弱という所まで来ました。

因みに下がミサ通常文。

赤い字が、まだ作曲未完成の部分です。

(1)Kyrie
 Kyrie eleison.
 Criste eleison.
 Kyrie eleison.

(2)Gloria
 Gloria in excelsis deo.
 Et in terra pax hominibus bonae voluntatis.
 Laudamus te.
 Benedicimus te.
 Adoramus te.
 Glorificamus te.
 Gratias agimus tibi propter magnam gloriam tuam.
 Domine Deus, Rex caelestis, Deus Pater omnipotens.
 Domine Fili unigenite, Jesu Christe.
 Domine Deus, Agnus Dei, Filius Patris.
 Qui tollis peccata mundi, miserere nobis.
 Qui tollis peccata mundi, suscipe deprecationem nostrem.
 Qui sedes ad dexteram Patris, miserere nobis.
 Quoniam tu solus sanctus. 
 Tu solus Dominus.
Tu solus Altissimus, Jesu Christe.
 Cum Sancto Spiritu in gloria Dei Patris.
 Amen.

(3)Credo
 Credo in unum Deum.
 Patrem omnipotentem, factorem caeli et terrae, visibilium omnium, et invisibilium.
 Et in unum Dominum Jesum Christum, Filium Dei unigenitum.
 Et ex Patre natum ante omnia saecula.
 Deum de Deo, lumen de lumine, Deum verum de Deo vero.
 Genitum, non factum, consbstantialem Patri: per quem omnia facta sunt.
 Qui propter nos Homines, et propter nostram salutem, descendit de caelis.
 Et incarnatus est de Spiritu Sancto ex Maria Virgine: et homo factus est.
 Crucifixus etiam pro nobis:sub Pntio Pilato passus, et sepultus est.
 Et resurrexit tertia die, secundum Scripturas.
 Et ascendit in caelum: sedet ad dexteram Patris.
 Et iterum venturas est cum gloria judicare vivos et mortuas:cujus regni non erit finis.
 Et in Spiritum Sanctum, Dominum et vivificantem:qui ex Patre Filioque procedit.
 Qui cum Patre et Filio simul adoratur, et conglorificatur:qui locutus est per Prophetas.
 Et unam sanctam catholicam et apostolicam Ecclesiam.
 Confiteor unum baptisma in remissionem peccatorum.
 Et exspecto resurrectionem mortuorum.
 Et vitam venturi saeculi.
 Amen.

(4)SANCTUS
 Sanctus, Sanctus, Sanctus Dominus Deus Sabaoth.
 Pleni sunt caeli et terra gloria tua.
 Hosanna in excelsis.

(5)Beneductus
 Benedictus qui venit in nomine Domini.
 Hosanna in excelsis.

(6)Agnus Dei
 Agnus Dei, qui tollis peccata mundi: miserere nobis.
 Agnus Dei, qui tollis peccata mundi: miserere nobis.
 Agnus Dei, qui tollis peccata mundi: dona nobis pacem.

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残るは後1曲。なれど.....

ただいま作曲中のミサ曲、完成はまだまだ先だが
着実にゴールに近づいている事を、今日実感出来た。
ご存知の方も多いかもしれないが、ミサ曲は5曲からなる。
第1曲にあたるのがKyrie、第2曲がGloria、第3曲は
ミサ曲の最も中核となる信仰宣言Credo。
4曲目はSanctus-Benedictusだが、2曲に分けて作られる
ケースが多い。そして5(または6)曲目が、Agnus Dei(紙の子羊)。
7月に私がまず着手したのは、第2曲のGloriaからだった。
第1曲のKyrieは、悩みに悩んだ果てに、かなりシンプルな
ものとなって8月下旬に完成した。
第4〜5曲となったSanctusとBenedictusは、9月上旬から
中旬にかけて作曲し、そして今、Agnus Deiが出来上がった。
着手当時、ゴールは霧の向こうどころか。地平線の彼方だった。
どんなに遠い道のりも、ゴールは決して永遠の彼方ではないのだ。
しかし、まだ最も中核となるCredoが残っているので、諺にも有るが
「百里の道を行くものは、九十九里を以て半ばとせよ」の気持ちで
明日からまた、気を引き締めてかかろう。

ちなみに完成した部分の演奏時間は
Kyrieが3分弱、Gloriaが5分弱、Sanctusが約3分
Benedictusが4分強、Agnus Deiが約3分半となった。

「ちなみに」をもう一つ。私、クリスチャンではありません。
なのにミサ曲を作っています。叱られないでしょうか?

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ミサ曲制作日記

6月から、ミサ曲の作曲にチャレンジしている。
先月、第2曲にあたる「Gloria」を完成した。
第1曲の「Kyrie」は、交響曲2番の第1楽章作曲のため
暫くお休みしていたが、先月末、第1楽章完成後、直ちに取りかかり、
悩みに悩んだ末、結局シンプルな物が出来上がった。
第3曲の「Credo」は、キリエ以上に悩む事が確実視されるので
もう暫く暖める事にして、今日は、第4曲となる「Sanctus」に
着手した。
自分ながら、神秘的な曲に仕上がりそうだと思っている。
ただ、自作品サイトに公開出来るのはかなり先の話になりそうだ。
なんと言っても合唱曲。女性三部合唱を録音しない事には始まらない。
「Sanctus」が完成したら、続いて「Benedictus」に着手する予定。
しかし、仏教徒の私が作って良い物なのかどうか、いまだに自信は無い。

さて、ここ数日、クラシック音楽に(主に制作に)ドップリ浸かった日々。
今日は、9月4日。9と4で「クラシックの日」なのだそうだ。
(あ.......書いているうちに日付が変わってしまった!)
チョット無理の有る語呂合わせですね。
8月7日の「鼻の日」や、3月3日の「耳の日」なら解るが。
それなら、何故8月8日が「母の日」ではないのか? と突っ込みたくもなる。

と、余談だったが、今日はこの辺で、お休みなさい。

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Sanctus

一昨日の事になるが....
自作など曲の公開をしているサイト「Tranquillo」の
音楽作品を、毎日少しずつ打ち込み作業をしているのだが
現在作曲中の曲「聖女クララのミサ曲」の、第4曲となる
「Sanctus」を完成させる事が出来た。
私の作曲ペースは、独奏楽器の為の曲(ピアノ曲など)以外は
一日4〜6小節ペースであるが、なんとこの日一日で、「Sanctus」を
完成させる事が出来た。
偶然にもこの日は、キリスト教の聖者「聖女クララ」の記念日にあたる。
運命的なものを感じた。

全曲完成したら、是非どこかの合唱団に依頼し、録音して
サイトに公開したい。


自作品公開サイト「Tranquillo」

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Kyrie eleison(制作日記その2)

Gloria
初めて、有る程度の規模を持つ合唱曲に挑んでいる。
大学時代から、作りたい作りたいと思っていた、
ミサ曲の制作を、7月から初めている。
クリスチャンでない私がミサ曲を作るなど
けしからん事なのかもしれないが、20年来の
夢であった。

大学時代、数々のミサ曲を聞いた。
初めて聞いたのは、有名なベートーヴェンの荘厳ミサ曲。
不思議と,心は動かなかった。
しかし、その後に聞いた曲は、私の心を強く揺さぶった。
バロック・ルネッサンス期の作品では、
シャルパンティエの「真夜中のミサ曲」。
ウィリアム・バードの「四声のミサ曲」。
パレストリーナの「教皇マルチェルスのミサ曲」。
ギョーム・ド・マショーの「ノートルダムミサ曲」。
近世では、リストの「ミサ・コラリス」
コダーイの「ミサ・ブレヴィス」は、自分も合唱団として加わった。
信仰とは関係のない所で、その美しさに純粋に惹かれた。
そして今、自らがその美しさに挑戦している。
キリスト教の聖人の一人、聖女クララに因んだミサ曲である。
もちろん、完成し、録音が叶ったら、WEB上に公開したい。
自作曲をWEBに公開するには、多少の制限が有る。
声楽曲であれば、元となるテキストには著作権が有る。
無断で使用し、WEB上に公開するわけにはゆかない。
私の長年の夢であったミサ曲には、そのテキストに著作権
というものは無いらしい。そう聞いた。
都合が良いと言えば、言えなくはない。

本来なら、今は自作の第2交響曲に取り組んでいるのだが、
大スランプに陥っているので、少し気分を変える意味で
ここ数日、制作の中心を「聖女クララのミサ曲」に置いている。
たった今、第2曲にあたる「Gloria」を完成した。
これから、第1曲の「Kyrie」に入るのだが、頭を抱えている。

クリスチャンではない私(仏教の曹洞宗です)が、聖書を持っている。
叱られるかもしれないが、信仰の対象としてではない。
大学時代に読みふけった、ミサ曲を解説する書物の中に
聖書からの引用がかなり多かったことがその理由。
引用された部分だけを読んでも、頭の悪い私には
その意味する所が今ひとつ解らない。
つまり私にとって、聖書とは、宗教音楽を理解する上での
"参考書"と言った所だろうか。
ここで話を戻すと、ミサ通常文に曲を付けるなら、
詞の意味を理解する事は勿論、その奥に有る深い教えも、
頭に入れなければならない。
Kyrieは、どんな曲にするべきなのか....
第1節の Kyrie eleison(主よ、憐れみ給え)。
救いを求め、願いを混めて民衆が口にするこの言葉。
人それぞれが、それぞれ別の願いを込めて言うのだろう。
聖女クララがこの言葉を口にする時、どんな気持で
この言葉を口にしたのか....
何を願い、何を祈りながら口にしたのか....
その点をクリアしなければ、この第1曲は完成しないだろう。
悩む。本当に悩む。
今の私の心境は、まさにKyrie eleisonである。

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